写真に特殊な効果を加える「アオリ」撮影ができる

レンズの光軸と撮像面の関係を変える操作を総称して「アオリ」と呼び、その操作は大きく分けて、レンズの光軸を傾ける「ティルト」と、レンズの光軸を平行に移動する「シフト」の2つに分かれます。本商品はアオリ撮影に特化した広角レンズを採用。±90°の範囲でレンズを回転させてティルト及びシフトが利用できる「レボルビング機能」の他、ティルトとシフトの移動方向を直行から並行まで0〜90°の範囲で設定できる「TSレボルビング機能」を搭載しました。

広範囲なアオリ撮影もできる

ティルトの角度および、シフトの移動量を拡大することで、広範囲なアオリ撮影が可能です。またティルト部を0°の位置に確実に固定する「ティルトロック機構」も装備。さらにティルトおよびシフトのつまみや、レボルビングロック解除レバーなどを大型化することで、操作性がアップ。またシフトの操作性をより高める、シフトつまみ用キャップも用意しています。

高い光学性能

高精度な大口径ガラスモールド非球面レンズの採用により、特に直線部の多い建物の撮影で問題となる、歪曲収差の発生を最小に抑制。周辺領域を始めとする禅画面において、高画質を実現しました。また特種コーティング「SWC」を施すことにより、特に入射角の大きな光が原因となるフレアやゴーストの発生を最小に抑えます。

高解度・高コントラストな描写を可能に

3枚のUDレンズ（特殊低分散ガラス）を使用することで、広角レンズにて発生しやすい倍率色収差の発生を極小に抑え、被写体境界部に色にじみの少ない高解度・高コントラストな描写を可能にしています。