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Model A022は、確かな描写性能でご好評いただいているModel A011の光学設計と製造技術全般を改良。解像性能とコントラスト性能が向上し、ズーム全域においてシャープでクリアな描写を実現しています。レンズ構成は13群21枚。Model A011と同じくLD(Low Dispersion: 異常低分散)レンズ3枚を使用し、軸上色収差、倍率色収差を徹底的に排除しています。タムロン独自の eBANDコーティングを採用し、ゴーストやフレアを徹底的に低減 | 優れた反射防止性能を発揮する、eBAND(Extended Bandwidth & Angular-Dependency)コーティングをModel A011同様に施しました。超低屈折率のナノ構造膜と、従来のマルチコーティング技術を融合したeBANDコーティングは、とりわけ低減することが難しい斜めから入射する光の反射を効果的に抑制します。あわせて、BBAR(Broad-Band Anti-Reflection)コーティングを最適なエレメントに施しました。ゴーストやフレアの原因となる光の反射を極限まで抑え、ヌケのよいクリアな画像を実現します。レンズ鏡筒内部のフォーカスカムやズームカムを改良することで、Model A011では2.7mだった最短撮影距離をModel A022は2.2mまで短縮することに成功しました。最大撮影倍率も1:5から1:3.9に向上し、テレマクロのような撮影が楽しめます。応答性・制御性にすぐれ、高速かつ精度の高いピント合わせを可能にするリング型超音波モーター「USD(Ultrasonic Silent Drive)」を搭載。従来のModel A011の制御回路・AFアルゴリズムを改善することで、Model A022は、AF速度、ローコントラスト時のレスポンス、高速で動く被写体への追従など、AF機能を向上しています。また、フルタイムマニュアル機構の搭載により、AF撮影時でもフォーカススイッチを切り替えることなくMFでピントの微調整を行うことが可能です。手ブレ補正効果4.5段を実現、3つのモードから選択できるスイッチ搭載 | Model A022では、手ブレ補正機構「VC (Vibration Compensation)」を一新。アクチュエーターの改良と新制御アルゴリズムにより手ブレ補正レンズの応答性が向上したことにより、さらに高い補正効果を実現しています。その結果、CIPA(カメラ映像機器工業会)規格準拠で4.5段分の手ブレ補正効果を実現しました(VC MODE3使用時)。さらに、流し撮り専用モードを含む3つの補正モードを切り替えるスイッチを新搭載。お好みに応じて最適な手ブレ補正モードを選択することが可能です。撮影時の利便性を高めるフレックスズームロック機構を新規開発 | ズームリングを前後にスライドさせることにより、任意のズームポジションで、瞬時にズームリングのロックと解除ができるフレックスズームロック機構を新規開発しました。撮影時の自重によるレンズ鏡筒の不用意な動きを防ぎ、撮影の利便性を高めています。また、従来のズームロックスイッチもあわせて搭載し、携帯時の自重落下を防ぎます。防汚コートと簡易防滴構造を採用し、レンズの利便性を向上 | 最前面のレンズには撥水性・撥油性にすぐれたフッ素化合物による防汚コートを採用。ホコリや水滴、手の脂などレンズ表面に付着した汚れがふき取りやすく、メンテナンスが容易です。さらに、屋外での撮影にも配慮し、レンズ鏡筒の可動部、接合部の各所に、防滴用のシーリングを配することで、レンズ内部に水滴が浸入することを防ぐ簡易防滴構造を採用しています。 |
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