チャンプ・リバーサルフォトコンテスト2002「総評」- 桜井 始


 

傑作ぞろいの作品をお送りいただいた皆様は、その後も来年に向けて頑張っていることと思われます。今年の応募作品はバラエティに富んでおり、審査には悩まされたハイレベルのコンテストといえます。中でも色彩、色の生かし方が適切なものが多く、見応えのある審査になことをお伝えいたします。全体としてはシャッターチャンスがよかったものが多かったのですが、どんなにチャンスが良くてもピン甘、ブレ、露出の悪さはやはり落とさざるを得ません。プリントには善し悪しが左右されますから。リバーサルコンテストの宿命かも知れません。今後のご活躍を期待しております。

写真家 桜井 始

 
※ 写真をクリックすると大きな画像をご覧いただけます。

最優秀チャンプ賞
1名様
賞金10万円・
賞状・盾
 
image
imageimage
image
 
「勝者えの願い」
井上 喜和子(横浜市都筑区池辺町)

日本を代表する着物。その着物の後ろの帯なのですが、鮮やかさと形から着物というイメージがすぐわかるのが良いと思います。着ている彼女は何を考えているのかは、見る人によって異なるのが写真の奥深い所でしょう。(桜井 始)




推薦
3名様
賞金3万円・賞状・盾
 
image

image
「ニイハオ!」
矢野 登志樹(川崎市高津区二子)

元気な子供たちが明るい未来を彷彿させるようです。ニイハオのあいさつが聞こえてきそうなのが良いですね。背景には汽車がいるというロケーションも良かったようです。開発途上の子供たちをみると、昔の日本の姿に映る人が大勢いるのではないでしょうか。
(桜井 始)


 
image
imageimage
image
 
「イワギキョウ」
畑田 修(川崎市麻生区上麻生)

花といえばマクロか望遠か。これが現状となっているようですが、この策本は奇を照らさずに、可憐なはなは可憐に撮る!の基本を守っているのが良いことです。当然手前の影も効果的になっています。光の美しさとボケの処理のよさが勝利の要因となりました。
(桜井 始)



 
image
imageimage
image
 
「桃畑のひるさがり」
植村 寿美子(川崎市麻生区百合丘)

主役は影とわかっていても普通は色の美しい桃の花を多くします。じっと我慢して影の面積を多くしたことが成功の要因でしょう。遠近感が出る広角レンズの良さを引き出しているのが良いですね。
(桜井 始)



特選
5名様
賞金2万円・賞状・盾
 
image image

image
image
 
「朱色のバリエーション」
樋口 文夫(横浜市都筑区川和町)

ポピーとは思えぬ神秘性が魅力を感じさせます。一見、女性の口元をクローズアップしたのではないかと錯覚を起こします。色彩効果は抜群で、微細な形の変化も同時に捉えた作品といえましょう。
(桜井 始)



 
image image

image
image
「秋 黄金」
近藤 雅男(横浜市青葉区市ヶ尾町)

輝く黄金は秋真っ盛りといえましょう。光の良さと、色彩の良さと両面を捉えたことが、より印象的となりました。直線のお力強さで構成したことからも判ります。黄と黒のコントラストも良好でした。
(桜井 始)


 
image image
image
image
 
「風呂あがりの習慣」
内村 創(横浜市青葉区区美しが丘西)

イスに乗っての仕草は金魚にでもエサを与えているところでしょうか。イスが大きな武器になっているといえます。逆光で子供をシルエットにし、表情を見せないことが強い印象を与えています。
(桜井 始)



 
image
imageimage
image
「木漏れ陽の渓」
斉藤 竜一(横浜市青葉区藤が丘)

さり気ない渓流を捉えた作品です。観察力の確かさは木漏れ日の美しい色彩効果を表現しているとおもいます。また流れがすんでいる証ともいえます。適切な露出選択が良いと思います。
(桜井 始)

 
image
imageimage
image
「誕生〜7」
北原 文雄(川崎市宮前区宮崎)

ギョロとしたネコの表情が何ともいえません。オドロキの表情かもしれませんが、いずれにせよチャンスが良好といえます。子猫が良い脇役となり、両者の対比が面白いといえます。
(桜井 始)



準特選
10名様
リバーサルフィルム
(EBX)36EX 20本
・賞状
田中 誠一(横浜市青葉区大場町) 中守 捷夫(横浜市青葉区青葉台)
近藤 やよい(川崎市青葉区市ヶ尾町) 加藤 敬幸(横浜市青葉区荏田西)
東 孝司(川崎市高津区末長) 橋本 春男(川崎市幸区南加瀬)
須川 保(横浜市青葉区榎が丘) 丸山 智子(川崎市麻生区細山)
森 一夫(川崎市宮前区犬蔵) 小川 博(川崎市麻生区東百合丘)

入選
30名様
リバーサルフィルム
(EBX)36EX 10本
成冨 彰夫(川崎市宮前区野川) 三浦 政治(川崎市宮前区有馬)
今井 邦夫(横浜市青葉区すすき野) 木本 浩二(川崎市宮前区宮前平)
小川 賢(横浜市青葉区しらとり台) 芦刈 豊(横浜市青葉区若草台)
江口 聰(川崎市宮前区野川) 田端 邦宏(横浜市旭区笹野台)
鈴木 なつき(横浜市青葉区荏田西) 西村 美紀(横浜市青葉区荏田西)
浜田 啓(川崎市高津区久末) 茂木 俊男(横浜市青葉区さつきが丘)
立川 健児(横浜市青葉区藤が丘) 渡邊 幸男(横浜市緑区北八朔町)
後藤 千賀(横浜市港北区吉本町) 大城 浩貴(横浜市都筑区勝田南)
羽矢 元宣(東京都町田市成瀬) 三上 栄一(川崎市多摩区東三田)

長谷 宣昭(川崎市麻生区虹ヶ丘)

新倉 和夫(川崎市宮前区宮崎)
友田 靖宏(川崎市宮前区けやき平) 井上 洋三(横浜市都筑区池辺町)
浜崎 道子(横浜市青葉区みたけ台) 吉田 孝一(秦野市鶴巻南)
小嶋 金四郎(川崎市宮前区東有馬) 加藤 富士夫(川崎市麻生区王禅寺西)
織戸 恵(横浜市緑区北八朔町) 瀬尾 一尚(川崎市宮前区初山)
今村 和彦(横浜市都筑区すみれが丘) 金子 誠一(川崎市麻生区王禅寺東)
※敬称は略させていただきました。



審査中の桜井先生

今回も、チャンプリバーサル(写真)フォトコンテスト2002年に多数応募頂きまして厚くお礼申し上げます。このコンテストの審査を依頼しました桜井 始先生が8/7にチャンプ本店3階写真教室で厳選な審査を致しました結果、見事に入選された方々の発表をさせて頂きます。表彰式は2002年9月15日(日)AM10:00より葛が谷店3階写真教室にて行われ多数の方が参加されました。入賞者の皆様の作品は9月15日(日)より葛が谷店1階ギャラリーで11月末まで展示しておりますので是非ご来店ください。来年も同等のコンテストを企画いたします。今回、惜しくも入賞を逃した方々も再度チャレンジしていただきたく入魂の1枚をお待ちいたします。

-チャンプ リバーサルフォトコンテスト2002事務局